「仕事とかに影響が出そうで不安」
仕事をする上で、納期というのはとても重要です。特にフリーランスの場合、納期が遅れるだけで今後の仕事に重大な影響が出る可能性が高くなるので気をつけたいところです。
ではフリーランスを目指す人、または今フリーランスの人で納期が遅れてしまったらどのようなトラブルが起きるのか、この記事で解説をしていきます。
そんな僕もフリーランス1年目ですが、「納期」の重大さは身にしみているので参考になるかと…。
納期遅れから考えられる3つの重大トラブル
それでは納期遅れから考えられる、3つの重大なトラブルについてご紹介します。 結論から言ってフリーランスの納期遅れは、今後の仕事に関わる死活問題となります。
フリーランスが仕事を獲得できるかどうかは、いわば信頼関係あってこそなので納期は必ず守るべきです。 納期遅れから考えられる3つのトラブルは、以下のとおりなのでぜひ参考にしてみてください。
- 仕事の打ち切り
- 賠償金の請求
- 信頼の低下
それでは、それぞれご紹介していきます
仕事の打ち切り
まず考えられる重大なトラブルは、 “仕事の打ち切り“ですね。
継続的に仕事をもらっている場合、今関わっている仕事を最後に打ち切られてしまう可能性が高くなります。 継続的な仕事があると言う事は収入が安定している可能性が高いですが、 その仕事がなくなってしまえば安定して収入を得る事は難しいでしょう。
フリーランスは仕事がないと当然収入もないので、 また一から営業をかけて仕事を探さなければいけません。
収入が入ってこないストレスはとてつもないため、 フリーランスであれば継続的な仕事を得られる事は最優先しなければいけませんね。
賠償金の請求
続いて考えられるトラブルが、賠償金の請求です。 賠償金となると大げさに思うかもしれませんが、関わっている案件やプロジェクトによっては、 大きな損害になってしまう可能性があるため注意が必要です。
特にまだ収入が安定していないフリーランスや個人事業主の場合、 大きな賠償金を請求されたらまさに生活ができなくなってしまいます。
会社員の場合、ある程度は会社が負担してくれるのですが、フリーランスはそうはいかないですよね。賠償金等に備える保障制度もあるのですが、そもそもそのようなトラブルを起こさないことがベストです。
参考【必見】『フリーナンス』でフリーランスのお金の心配を減らす方法
信頼の低下
このように思われても仕方がありません。
納期が守れないと言う事は仕事に対する責任感がないと思われ、信頼の低下につながってしまいます。 信頼が低下してしまうと、今後仕事を獲得できない原因にもなってしまうため、納期は必ず守ることを意識しましょう。
逆を言えば、 少し言葉は悪いかもしれませんが納期を守るだけで価値あるフリーランスになれるのです。
納期が遅れそうな時の対処法
とはいっても、体調不良などでどうしても納期が遅れそうという場合があるかもしれません。 体調管理はフリーランスはもちろん社会人のマナーと言ってもいいのですが、人間なので仕方がないですよね。
ですが納期が遅れそうな場合は、きちんと対処しておかなければいけません。 少しでも「遅れそうかな…?」と思ったら、次にご紹介する対処法を実行しましょう。もちろん既に遅れてしまっている場合は、即実行に移す必要があります。
1.クライアントへの連絡
まずはクライアントに連絡をしましょう。直接クライアントとつながらずディレクター経由で仕事を進めている場合は、ディレクターに相談するべきです。
仕事をする上で連絡を取り合う事は必須と言えるでしょう。 納期遅れはもちろんですが、仕事に対しての不明点なども事前に連絡を取り合い、解消して行かなかればいけませんね。
納期についてクライアントとしっかりと連絡を取り、 納品できそうな日程をきちんと提示しておきましょう。
2.対応の確認
次にやるべきことは、 今後の対応確認です。
例えば現在80%まで進んでいる制作物を納品するのか、100%にしてから納品するべきかなど、いくつかの選択肢があるかと思うので確認をしましょう。
フリーランスとして仕事をすれば完璧なものを納品したいと思いがちですが、クライアントは何よりも納期を重視している場合があります。 つまり100%まで進んでいない案件も、一旦納品してOKということもあるため確認が必要なのです。
対応について、クライアントやディレクターとしっかりと確認しましょう。
【課題解決】納期に間に合わない原因を解決しよう
納期遅れの対処法についてご紹介しましたか、では根本的になぜ納期に間に合わないのか、その原因を解決してみましょう。ここでは根本的な納期が間に合わない原因について考え、 解決策をご紹介します。
実際に僕もフリーランスとして活動しているのですが、考えられる原因としては3つかなと思います。
- クライアントからの連絡
- スケジュール管理
- 体調管理
それぞれどういうことなのか詳しくご紹介し、解決策について解説していきますね。
クライアントからの連絡
まず、クライアントからの連絡に気づかないと言う原因があるのではないでしょうか。
- メール
- Slack
- ChatWork
- LINE
いろんな連絡手段がありますが、 そもそもメールをあまり開かなかったり通知をオフにしていたりしては気づきません。たとえ連絡が来ていたことに気づいてたとしても、返信を後回しにしてしまって、そのまま忘れてしまう可能性もあるでしょう。
なのでまずは、クライアントからの連絡に気づく対策をしなければいけませんね。
・メールを開く時間を決めておく
・通知に気づいたら即レスを意識する
スケジュール管理
スケジュール管理ができておらず、仕事うまく進行できないという原因も考えられでしょう。特に大量の案件を抱えている場合や複数社から仕事を獲得している場合は、うまくスケジュール管理できないかもしれません。
そういった場合は、案件ごとに優先順位をつけて一つずつ進めて行ったり、場合によっては仕事を減らしたりする必要があるでしょう。自分のキャパシティーを考え案件を獲得するのも、仕事をする上では大切なことなのです。
案件ごとにきちんと優先順位をつけ、うまくスケジュール管理をしていきましょう。
・優先順位をつける
体調管理
せっかくスケジュール管理をしていても、体調崩してしまえばスケジュールは崩れてしまいます。
フリーランスは会社員と違い、体調崩しても言い訳にはできません。自分の身は自分で守り仕事を確実に進めていくことが大切と言えるでしょう。
どうしても体調崩してしまう事は、やはり人間として仕方ないことです。 しかし暴飲暴食や昼夜逆転の生活を繰り返している場合には、フリーランスとして、仕事をする社会人として生活を改めないといけませんね。
・バランスの良い食事
デキるフリーランスほど仕事をことわる話
余談にはなりますが、大切なことをご紹介したいと思います。
実は仕事がたくさんあればいいと思われがちですが、デキるフリーランスほど仕事を断っているんですよね。とはいえ、仕事がもらえることはすごく感謝しないといけないことだし、 忙しいからといってただ仕事を断ればいいと言うわけではありません。
そこで、仕事を断る条件的なことについて解説できればと思います。
キャパシティに合った仕事の受注
まず、自分のキャパシティーに合った仕事を受注することが大事です。 人によって1日に割けるリソースは違いますが、1日が24時間という事実は変わりません。
そこで自分のキャパシティ以上の仕事を受注してしまうと、結果手が回らなくなり納期に間に合わないということにつながります。 そのような事態を避けるためにも、自分のキャパシティに合った仕事を受注することが大切なのです。
キャパシティー以上の仕事を受注してうまく仕事を回す方法もあるのですが、ここでは割愛しますね。
条件が合わない仕事は受けない
これ結構重要な話なのですが、条件が合わない仕事は受けないことをおすすめします。仕事をもらえることに感謝しなければいけない事は当然ですが、かといって条件が合わない仕事をしていては自分が消耗するだけです。
例えば僕はWebライターとして独立したのですが、絶対に文字単価1円を下回る案件は応募もしませんし、受注もしません。
実績をつける前の下積みとしては受けてもいいかもしれませんが、僕は下積みの時も文字単価1円以上の案件に応募するようにしていました。 何故かと言うと文字単価1円以上の価値が自分にあるからと確信していたからなんですよね。
まぁ細かいことはさておき、条件が合わない仕事は丁寧にお断りして仕事をすることも大切なのです。フリーランスはあくまでも”自分という資本“を売っているわけですからね。
今後フリーランスとして独立を目指している方は、フリーランスとしてWebで独立する方法【まずはライティングを学ぶべき】をせひ参考にしてみてください。