未経験だけどフリーランスに憧れる!
今の会社を辞めてフリーランスになりたい!
このように、「フリーランス」という働き方に憧れを持っている方も多いのではないでしょうか。
実は僕も、フリーランス1年目。フリーランスチームのWebディレクターをしています。
その僕から1つ言わせていただくと、会社を辞めていきなりフリーランスとして独立することは、本当にオススメできません。
なぜかというと、そんなにフリーランスは甘くないからです。
実は僕も会社を辞めていきなりフリーランスになったうちの一人なのですが、実体験を元に、おすすめできるとは言えないのです。
なのでこの記事で、具体的におすすめできない理由と対策についてお伝えできたらと思います。
いきなりのフリーランス独立がおすすめできない理由3選
- 収入が安定しないため
- 実はフリーランスに向いていない可能性あり
- フリーランスとしてスキルをまず身につけるべき
おすすめできない理由は上記の3つです。
SNSではよくこのような言葉を目にする機会はないですか?
フリーランス最高
会社員はもうオワコン
これからは「個」の時代
こう公言する人の気持ちはとてもわかります。
しかしもう一度改めて考えていただきたいのですが、本当にあなたは「フリーランス」という働き方を目指したいのでしょうか。
この大切な答えを見落としてしまうと後悔してしまう可能性が高いため、まずは一度よく考えてみましょう。
収入が安定しないため
フリーランスになれば、毎月会社から給料が入っていた頃とは違い、収入が安定しにくいです。
継続的に案件を獲得できる状態になるか、継続的に収入が入る仕組みを作らなければ収入は安定しない、ということをまずお伝えしたいです。
「そんなこと、言われなくてもわかってる!覚悟の上だ!」
このように思うのであれば、いいのではないかと思います。
しかしこの不安と恐怖に耐えられない方は、悪いことは言いません。
会社員として成績を残し、収入をアップさせていきましょう…。
実はフリーランスに向いていない可能性あり
「会社に縛られるのがイヤだ」
「会社の人間関係がイヤだ」
このように考える人も多いのではないでしょうか。
こう考える方はフリーランスを目指しがちですが、いざフリーランスとして独立してあまり人と関わりのない働き方をすることにより、メンタルがやられる人もいます。
フリーランスは、仕事をする上で頼れる人がとても少なくなってしまいます。
そんな孤独に耐えられない人も、フリーランスにあまり向いていないのではないか、と思います。
企業に勤めていても、「リモートワーク」という割と自由度の高い働き方をすることができます。団体で同じ目標を持って仕事したい方は、フリーランスには向いていないかもしれません。
フリーランスとしてスキルをまず身につけるべき
先ほどの2つは「フリーランス」自体のデメリットでしたが、ここでは “いきなり” 独立することがおすすめできない理由について。
フリーランスとして独立を目指すのであれば、まずは何かしらのスキルを身につけておくべきです。
以前に僕は、このようなツイートをしました。
【独立しやすいスキル】
・Webライティング
・Webマーケティング
・Webデザイン
・プログラミング
・動画編集
・Lステップ構築
・営業ちなみにどの分野でも欠かせないのがWebマーケティング。そしてどの分野にも活かせるのがWebライティング。
— まさひろ | Webディレクター × マーケター (@masahiro_memo) January 9, 2021
【独立しやすいスキル】
・Webライティング
・Webマーケティング
・Webデザイン
・プログラミング
・動画編集
・Lステップ構築
・営業
ちなみにどの分野でも欠かせないのがWebマーケティング。そしてどの分野にも活かせるのがWebライティング
まずはこれらのスキルの中から自分が習得しやすそうな、興味のあるものを選んで学習してみましょう。
フリーランスならば、スキルを持っていることは必須。でないと仕事を獲得することができないです…。
まずは副業からがおすすめ【できない理由を探すな】
いきなりフリーランスとして独立を目指すのではなくて、まずは「副業」として取り組んでみましょう。
副業で稼げる/独立しやすい職種の本業 → フリーランス独立
というようにフリーランスになることは副業もしくはスリーランスとして独立しやすい本業の、延長線上にあります。これを理解していないと、フリーランスになった際に苦しみます。
先ほどツイートで独立しやすいスキルについてご紹介したのですが、それを副業として方法をまとめた記事が、働き方を変えたいあなたへ【まずは別の収入源を作ってみよう】になります。ぜひ参考にしてみてください。
フリーランスとして独立しても問題なさそうだな、と判断できたら、フリーランスへと挑戦してみる方法がいいのではないでしょうか。
会社から独立したら成長度は大きく上がる話【注意点あり】

会社員としてこのままやっていくしかないな。
フリーランスは難易度が高いと思い、そのまま会社員として働く道を選ぶ方も多いです。
ここまでの内容で一見、「フリーランスは辞めておきましょう」という流れになったかと思いますが、僕は圧倒的にフリーランス推奨派です。
でないと今頃、フリーランスとしての道を捨てて会社員に戻っています。
なぜフリーランスとしての働き方を推奨するかというと、会社から独立することによって成長度は大きく上がるからです。
実際に、僕は大きく成長した。
成長できる部分とは?
- 税金に関する知識
- スキルアップのための自己研磨
- 「フリーランス」=「ひとり経営者」としての覚悟
大きく成長できる点としては、上記の通り。
一番の成長としては、3つ目の「フリーランス」=「ひとり経営者」としての覚悟です。
現在僕は個人事業主として開業届を出しているため、一応「経営者」の立場です。
しかし開業届を出さないで確定申告のみ行うフリーランスも、あなたという社員を雇っている「経営者」です。
売上がないと、当たり前ですが生活することはできません。
会社員の頃とは違い、全て自分の裁量次第で収入に直結するため、覚悟が格段に変わるはずです。
【注意点】覚悟が足りないとニートになる
フリーランスは悪く言えば「ニート」なのですが、本当の意味でニートになってしまいます。
売上を伸ばすことができずに家にひきもり、場合によっては親のスネをかじり続ける、なんてことにもなるかもしれません。
前回の章で、『まずは副業から』と述べましたが、その副業レベルの行動すら取れない人はちょっとフリーランスは厳しいかな、と思います。
無駄なバイトはせずにフルコミットするべき
会社を辞めて収入が安定しない場合に、バイトをしてしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし個人的には、せっかく独立を考えて行動しているのであればバイトは避けるべき、と断言します。
その理由としては、率直にバイトにかけている時間がもったいないからですね。
時給のいいバイトでも、せいぜい1,500円程度。
通勤にかける時間やその後のスキルアップという観点から見入れば、かなりの無駄になってしまいます。
個人的に一番初心者もはじめやすく即金性の高い仕事は、「Webライター」だと思っています。
未経験からWebライターを目指す場合は、Webライター未経験でも3ヶ後にフリーランス独立する方法【月20万レベル】にて解説をしていますので、ぜひ参考に。
未経験でもOKな理由も解説しているため、詳細は記事をご覧ください。
実際に僕もフリーランスWebディレクターとして「Webライティング」の案件をいくつか抱えています。文章を書くことに慣れると、1時間で2,000文字くらいは執筆できるようになるでしょう。
そして1文字あたり一円で案件を受注できれば、時給換算すると2,000円になり、わりの良いバイトよりも収入が上がるということです。
まとめ:フリーランスは甘くないが独立するべき
まとめてして、フリーランスとして独立するには、「スキル」も持ってくことが必須です。
そしてそのスキルは、「ライティングスキル」が圧倒的におすすめ。
完全未経験が明日からフリーランスとして独立することは難しいですが、しっかりとスキルを身につけておくことで、独立の準備を整えておくことが可能です。
フリーランスは甘くはないですが、大きく成長するためにも独立するべき。